友達に呆れられました

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/reader/2003092200001.htm

・家に食費を一度も入れたことが無い
・毎日母親が作った弁当を持って行く
・食事の支度、掃除、洗濯全て母親まかせ。しかも洗濯した後は母親がアイロンをかけ、いつでも着れる状態にしてくれている。クリーニングも親が出しておいてくれる
・生命保険は親が入ってくれてるのでよくわからない
・両親と出掛ける時は、財布を持たない
・父の日・母の日にプレゼントをしたことが無い etc・・

言われた時はショックでしたが、よくよく考えると、けっこう私と同じ様な人はいると思えてきて、友達に叱られることなのかと考えてしまいました。親も何も文句を言っていませんし、どうなのでしょうか?(大手小町

( ゜Д゜)ポカーン…
いやね、別にね、食費とか弁当とか家事とか財布とかプレゼントとかね、別にいいと思うんですよ、他のご家庭のことだし。
でもそれに対して「親も文句言わないし私と同じ人もいるだろうし叱られるようなことなの?」という考え方が…( ´Д`) はぁー
だがしかし。だがしかーし!
私自身を振り返ってみて、私ももしかするとこういう状態になる可能性がなかったのか?ということを考えてみると…
…ありうる。多いにありうる。
一人暮らしを始めるまでずっと、朝ご飯・お昼のお弁当・夕ご飯、とすべて作ってもらってました。当然洗濯もおまかせです。掃除だけは日曜日になると手伝っていたけど、しぶしぶって感じだったし。プレゼントは母にはしてたけど父にはしてなかったような…(感謝してなかったわけじゃなくて、色々こだわっている人だったので何をあげたらいいのかわからなかった。)まあ、中学高校はやたら田舎から通っていたので朝は5時おきで部活が終わって家につくと8時だった、とか、母が専業主婦で料理を作るのが好きだったので、とか色々といいわけはあるんですが。
もしもあのまま家にいて、大学・就職と年を重ねていったとしたら。
…食費や保険はともかく、結婚するまで台所には立たなかっただろうなあ、というのがクッキリハッキリとしたビジョンとして予想されます。う、うあー。
なんかね、頼ったり頼られたりするのっていいよね。頼られるのが好きな人と頼るのが好きな人がいると、もうべったりしちゃうよね。それのどこが悪いの?って思っちゃったりするよね。私も割と頼られることが好きなので、遠慮せずにどんと頼りなさいっとかいっちゃって、頼ってもいいのかどうか迷っている人まで頼らせちゃったりして、後から考えるとあれってほんとにその人のためになってたんだろうか、とか思うことって結構あったりするね。親の立場で考えてみると、「子供の将来」を考えたら、頼りなくても心配でもある程度独立して生きていけるように心を鬼にして家事や食事を頑張らせるのが一番いいんだろうけど、「今の幸せ」を考えると、自分が元気なうちはとことん頼っていて欲しいって考えるのも一つの形かもしれないよね。
とりあえず食事と家事に関しては、既婚独身とか男女とか年齢とか問わずに、自分でやった方が断然いいと思います。どのようにいいのかといえば、いざ一人になった時の生活の潤い方がはっきりと違います。一人暮らしで初めて作った料理ですが、自宅で台所に立つことがほとんどなかった私は「ししゃもをコンロで焼いたの」、日曜日のお昼にたまにチャレンジブルな料理を作っては私の腹を痛めていた弟は「鯛の兜煮」でした。く、くそう、思い出すたび恥ずかしくなります。
というわけでお気に入りレス。

言われてショックだったりムカついたりすることって、実は自分でも「よくないな」と気がついているんだけど、気づかないふりをしてることだったりする。
自分で見たくないことを目の前に突き付けられるから、腹が立つわけ。
見たくなかった、気がつきたくなかったことを見せられてしまった、気がつかされてしまった。その後、どう対応するのかによって、人として成長できるか否かが決まってくると思うよ。
そこで目を瞑って見なかった、気がつかなかったことにしてやり過ごすなら、そのレベルから這い上がることは出来ないと思った方がいい。這い上がるどころか、ずるずる滑り落ちてしまうこともあるから気をつけて。