オタクとしての心意気

「オタク」という言葉と、「ミュージシャン」や「アーティスト」や「スポーツマン」も同列に並べてみます。全部趣味であれば、同じだ、と考えられるようになったとき、自分は途端に気楽になりました。人はどう思うかわからないけど、趣味は趣味です。

たまごまごごはんさんの記事「オタクにとって「足りないのは覚悟」か?」より。
チンコ先生の「ドオタクか!?」が取り上げられててまず噴いたww


自分にとってオタクであるということは、やめるとかやめないとか以前の問題で、「どうしようもないもの」だったりします。オタクになった理由なんて思い出せないぐらいなので、選択肢に「オタクをやめる」がそもそもない。
去年娘が生まれてからは育児日記が続いていたんですが、それも結局は時間的・条件的な制約があったためにオタネタを仕入れられず、「最萌ジャンル:娘」になっていただけのような気が…。そして時間ができた途端に「逆転裁判」で激しく再燃→お出かけが少なくなった分今まで以上に2次元ネタに熱くなる、とwww
しかし、この「最萌ジャンル:娘」であった期間に思ったのは、オタクであり続けるのにはやっぱりある程度覚悟は必要なのかな、ということ。大人になってもアニメ、漫画好きっていうのは、やっぱりどうしても普通じゃない、と。
ママ友の中には「漫画?好きだよ〜」とか「アニメ?見てるみてる」っていう人もいたけど、「ヤングアニマル」という雑誌名を知ってる人はいなかったし、もえたんを見てる人はいなさそうだし、自分のオタクを全開にできるような人とは出会えなかったなぁ…
全部趣味であれば同じ、と頭では考えることができるし、私自身はどちらかといえば「無趣味よりはオタクの方が絶対楽しい!」と思っているんだけど…
「アニメ好き」「漫画好き」っていう、振れ幅が大きい趣味を他人に無防備に晒すって言うのは、怖い。
「スポーツ好き」とかだと、自分がどういう人間であれ、話す対象がどんな人であれ、「ジャンルコード:さわやか」である程度反応が決まっていると思うんだけど…「アニメ好き」「漫画好き」は、自分がオタクっぽい成りだと例え宮崎アニメ好きでも「アニメオタクなんだって〜www」ってなりそうだし、対象ジャンルがアレだとどうやっても悪い意味でのオタク呼ばわりされそうだし。
「人はどう思うかわからないけど、趣味は趣味」って割り切るのには、やっぱりある程度覚悟が必要だと思います…
その覚悟が、「オタクをやめる」ほうに行くのか「オタクをうまく隠す」ほうに行くのか、「思い切って開き直る」というほうに行くのかはわかりませんが。


私としては、やめる、という選択肢がない以上、思い切って開き直れるほうがいいな。
最近はかなり吹っ切れてきた部分があるので、この勢いで「オタクのたしなみ!」と思って色々好きジャンルを増やしていって、自分なりの楽しい生活をおくりたいなーと、改めて思いました。
ズバリ思い切って開き直れるのがいつになるのかはわからないけどね!